隅地茉歩
すみじまほ
Maho SMIJI
photo: Ai Hirano
振付家・ダンサー/セレノグラフィカ代表
同志社大学大学院文学研究科修了。高校の国語教師在職中にダンスと出会い、その後関西を拠点に国内外でダンサーとしての研鑽を積む。1997年阿比留修一とカンパニーを結成し、これまでに、リヨンダンスビエンナーレ(仏)、ダンスアンブレラ(英)ほか、韓国や豪州などでも作品を上演し「身体と心に届くダンス」を追求。自身も出演するデュエット作品の創作を基軸に、ソロやグループの創作も手がけ、近年はカンパニー外へも作品を提供。振付家としては繊細で大胆かつ不思議で愉快な作風、ダンサーとしては緻密な身体操作によるワンダームーブメントが持ち味。ワークショップやアウトリーチのファシリテーターとしての経験値も高い。TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2005 にて、グランプリに当たる「次代を担う振付家賞」受賞。2021年『身体のことば〜振付家の視点から〜』刊行。2014年より京都精華大学非常勤講師。(一財)地域創造公共ホール現代ダンス活性化支援事業登録アーティスト。
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98年から3年間の準備期間を経て、01年京都にて設立。全国のコンテンポラリーダンスの環境整備と、ダンスの持っている力を社会の中で活かし、子供から高齢者まで日常生活の中でダンスに触れる機会を創ることを目的に活動する。2008年「DANCE LIFE FESTIVAL」を皮切りに、日本におけるコミュニティダンスの普及事業を本格的に開始。学校や地域、福祉分野へのアーティスト派遣コーディネートを全国にて行う。ほかに、「コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業」「三陸国際芸術祭」などの事業やコンテンポラリーダンスの統括団体としての活動、講演や執筆など、ダンスと社会をつなぐ様々な活動を行っている。2006 年国際交流基金地球市民賞、2015 年京都市芸術振興賞、2018 年京都はぐくみ憲章はぐくみアクション賞(こちかぜキッズダンス)、2020 年サントリー文化財団地域文化賞(三陸国際芸術祭)、令和4年度文化庁長官表彰。