新井英夫

あらいひでお

Hideo ARAI

体奏家・ダンスアーティスト。1966年生まれ。自然にならい力を抜く身体メソッド「野口体操」を創始者より学び深い影響を受ける。20代は大道芸や野外劇などヒトびとの交わりをマチに創出する劇団「電気曲馬団」を主宰、のち30代から独学でダンスへ。国内外の舞台活動と共に、「ほぐす・つながる・つくる」身体表現ワークショップを教育・福祉・社会包摂等に関わる現場で展開中。NPO法人ARDA(東京都)で「高齢者施設アートデリバリー(2005〜)」「幼保園児こどもふれあいアート(2007〜)」、可児市文化創造センターala(可児市)で「まち元気プロジェクト-乳幼児親子・高齢者・不登校児童生徒対象WS- (2012〜)」、福祉作業所カプカプひかりが丘(横浜市)で「体奏ダンスワークショップ(2012〜)」等を継続担当中。2022年夏に進行性神経難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の確定診断を受ける。病を得て重度身体障害当事音楽者としての新たな視座から「にもかかわらずオモシロク生きる」をテーマに活動や発信を継続中。

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98年から3年間の準備期間を経て、01年京都にて設立。全国のコンテンポラリーダンスの環境整備と、ダンスの持っている力を社会の中で活かし、子供から高齢者まで日常生活の中でダンスに触れる機会を創ることを目的に活動する。2008年「DANCE LIFE FESTIVAL」を皮切りに、日本におけるコミュニティダンスの普及事業を本格的に開始。学校や地域、福祉分野へのアーティスト派遣コーディネートを全国にて行う。ほかに、「コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業」「三陸国際芸術祭」などの事業やコンテンポラリーダンスの統括団体としての活動、講演や執筆など、ダンスと社会をつなぐ様々な活動を行っている。2006 年国際交流基金地球市民賞、2015 年京都市芸術振興賞、2018 年京都はぐくみ憲章はぐくみアクション賞(こちかぜキッズダンス)、2020 年サントリー文化財団地域文化賞(三陸国際芸術祭)、令和4年度文化庁長官表彰。
最終登録日時 : 2023.12.04
登録者 : NPO法人JCDN

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