ダンスは学びにあふれている! vol.2 ~教育・福祉などの現場で子どもの表現教育や支援に携わる方のための、トーク&ワークショップ(3/20 京都市)

[こちかぜキッズダンス2021 関連プログラム]
ダンスは学びにあふれている! vol.2
~教育・福祉などの現場で子どもの表現教育や支援に携わる方のための、トーク&ワークショップ



日時:
2022年3月20日(日)13:00―16:00 受付12:40より

会場:京都市男女共同参画センター ウィングス京都 2Fセミナー室A・B
(京都市中京区東洞院六角下る)
参加費:3000円/限定20名 ※先着順
(資料として「こちかぜキッズダンス①~⑦」のフォトドキュメントをお渡しします。)
対象:こんな方々からのご参加をお待ちしています!
◎子育て支援施設、保育園、保育所、小中高等学校、学童保育所、児童館、児童養護施設等の児童支援施設、障害児支援施設、青少年更生・支援施設、等の先生や支援員
◎表現運動領域の研究や教育指導にあたる大学生、大学教員
◎臨床心理士など、子どもの心のケアに携わる方
ほか、身体を使った表現に関心があり、これからの社会に活かしていく事に関心のある方

学校・児童福祉施設などで教育・支援を行う方にとって、からだを使った子どもの表現や創造に関わる場面はたくさんあると思います。学校であれば表現運動の時間、母子及び児童福祉施設であれば、子育て・保育・学童の時間やイベントの時。障害や病気を持つ子どもの支援現場では、日々のケアが表現と言ってもいいかもしれません。
実は、このような様々な現場で、創造的なダンスの創作アイデアをたくさん活かす事ができます。経験の有無に関わらず、誰にでもできる簡単な動きのヒント、身体を使ったゲーム、ペアや複数で楽しむアイデアなど、やってみると案外簡単で面白い、ダンスにはそんな学びや遊びが詰まっています。

今回は、京都市東山いきいき市民活動センターで8年間継続している子どものための創造的なダンスのワークショップ「こちかぜキッズダンス」を題材に、子どもの教育・支援に携わる方々を対象としたトーク&ワークショップを行います。前半は、「こちかぜキッズダンス」の事例をもとに、子どもの成長の様子、活動の上で大切にしていることについてお話します。後半は、現場で活かす事ができる身体を使った表現のアイデアをワークショップ形式で実践的に体験していただいた後、お悩み相談タイムを設けます。
言葉ではなく自分自身の身体で表現したりコミュニケーションをする事が、どんなふうに子どもの成長に活かされるのか? 皆さんと一緒に考えたいと思います。

※ダンスというと、振付を覚えて正確に踊るものとか、無理やり表現しないといけない、と思われがちですが、このワークショップでは、そのようなことはありません。どんな方でも、安心してご参加ください。
※今回は子どもとかかわりを持つ方を対象としていますが、あらゆる人に汎用する事が出来ますので、対象に当てはまらなくても関心があるという方は、お申込み時にお伝えください。

プログラム:
第1部 トーク
「こちかぜキッズダンスの現場から見つけた学びとは」
 

スピーカー/西本翔馬、セレノグラフィカ(隅地茉歩・阿比留修一)
進行/神前沙織
第2部 ワークショップ
「誰にでもできる、すぐに活かせる、からだを使った表現を体験!」

ナビゲーター/セレノグラフィカ(隅地茉歩・阿比留修一)
終了後に、お悩み相談タイム有

プロフィール:

西本翔馬(にしもと・しょうま)
/京都市 三条学童保育所 指導員

2010年から大阪赤十字学生奉仕団で、肢体不自由児や児童養護施設の子どもたちと関わるボランティアをしていた。2012年からは加えて大東市青少年協会にてキャンプリーダーの活動にも参加。2014年からは京田辺市内の小学校にて留守家庭児童会の指導員となる。2017年から現職。


セレノグラフィカ 隅地茉歩・阿比留修一(すみじまほ・あびるしゅういち)/振付家・ダンサー
関西を拠点に、国内外を問わず幅広く活動を展開するダンスカンパニー。不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作が持ち味。500を超える教育機関へのアウトリーチ、全国各地での市民参加作品の創作など、ダンスの普及に情熱を注いでいる。子どもたちには、まほさん・あびちゃんの愛称で親しまれている。http://selenographica.net/


神前沙織(こうさき・さおり)/NPO法人JCDN チーフ・コーディネーター
2005年よりJCDNにて事業を担当。2012年より、沖縄・大阪・滋賀など各地の小中学校へダンスアーティストの派遣コーディネートや、高齢者/児童福祉施設などと連携しダンスプログラムの企画・コーディネートを行う。2014年に「こちかぜキッズダンス」をスタート。ほか、振付家、ファシリテーター育成事業など、京都を拠点にダンスと社会をつなぐプログラムを行っている。2018年より㈶地域創造公共ホール現代ダンス活性化事業コーディネーター。

■会場・アクセス:
京都市男女共同参画センター ウィングス京都
(京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262番地)
地下鉄「烏丸御池」(5番出口)または
地下鉄「四条」・阪急「烏丸」(20番出口)下車徒歩約5分
※一般来館者用の駐車場はありませんので、電車・バスをご利用ください。

■お申込方法: Peatix からお申込みください。 https://peatix.com/event/3171257
定員20名。先着順。定員になり次第締め切ります。

■お問合せ:
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
MAIL: jcdn★jcdn.org(★を@に代えて送信ください) TEL: 075-361-4685

■新型コロナウィルス感染症対策について
●マスクを着用し、なるべく人と人との距離を保ち、休憩を挟みながらワークを進行します。
●会場は、適度な換気を心がけます。
●ナビゲーター・スタッフは、日々の検温を行う他、活動前後の手洗い、うがい、消毒を行います。
●参加者のみなさまへ。マスクを着用し、タオル・水分補給できるものをお持ちください。参加当日に体調不良の場合は、無理をせずご連絡ください。

主催:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
令和3年度京都府地域交響プロジェクト交付金

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◎こちかぜキッズダンス2021 プロジェクト概要 
【メインプログラム】 公募ワークショップ 計13回
2021年度概要について https://jcdn-web.org/news/news-2316/
最終回「オープンこちかぜ!」について https://jcdn-web.org/news/news-2425/
【関連プログラム】 「ダンスは学びにあふれている」トーク&ワークショップ
【その他】 PHOTO DOCUMENT制作

[主催] NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
[共催]有限責任事業組合まちとしごと総合研究所(京都市東山いきいき市民活動センター指定管理者) 
[特別協力] 三条学童保育所
令和3年度子どもゆめ基金助成活動 
令和3年度京都府地域交響プロジェクト交付金

◎PHOTO DOCUMENT について
こちかぜキッズダンス1年間の軌跡を写真で紹介する、「PHOTO DOCUMENT」。2014年からこれまで7刊発行。子どもたちへ記念にプレゼントするほか、コミュニティダンスに関心をお持ちの方にお届けしています。2021年版はデザインをリニュ-アルし、年度末に制作・発行します。

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98年から3年間の準備期間を経て、01年京都にて設立。全国のコンテンポラリーダンスの環境整備と、ダンスの持っている力を社会の中で活かし、子供から高齢者まで日常生活の中でダンスに触れる機会を創ることを目的に活動する。2008年「DANCE LIFE FESTIVAL」を皮切りに、日本におけるコミュニティダンスの普及事業を本格的に開始。学校や地域、福祉分野へのアーティスト派遣コーディネートを全国にて行う。ほかに、「コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業」「三陸国際芸術祭」などの事業やコンテンポラリーダンスの統括団体としての活動、講演や執筆など、ダンスと社会をつなぐ様々な活動を行っている。2006 年国際交流基金地球市民賞、2015 年京都市芸術振興賞、2018 年京都はぐくみ憲章はぐくみアクション賞(こちかぜキッズダンス)、2020 年サントリー文化財団地域文化賞(三陸国際芸術祭)、令和4年度文化庁長官表彰。
2022年2月24日
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