講師:ジェイミー・ワットン(アーツカウンシル・イングランド シニアストラテジーオフィサー[ダンス])

≪DANCE LIFE FESTIVAL 2008≫ シンポジウムⅠ in 東京 [第四部]

≪DANCE LIFE FESTIVAL 2008≫ ●シンポジウムⅠ in 東京
ダンス=アートの力で日本を変革していくために、我々は今、何をすべきか。
-英国コミュニティダンスの発展を参考に、今後の日本の方向性を考える、話し合う-
【内容】
日本でも、地域におけるダンスの活動が増えてきました。しかし、社会的に必要な活動だと認識されているにもかからず、経済的課題や異分野と協働するためのシステムがないことなどから、そのような活動の継続が難しい状況にあります。社会への説得力不足も否めません。
このシンポジウムでは、どのように英国でコミュニティダンスが広がってきたのか? どのようなことが各地で行われているのか、その仕組みや制度は? どうやって評価基準を作り、他分野にその価値を説明してきたのか?サポート体制はあるのか?などについて、英国のコミュニティダンスを長年にわたり形作っ てきた3人の方々に事例を紹介してもらいます。また、その話を受け、具体的に日本ではどのようにしたら良いのか、どのような仕組み作りが必要なのか、いま 何ができるのかをパネリストを中心に、会場も交えてディスカッションします。

日程:2008年8月8日(金)-9日(土) 会場:世田谷文化生活情報センター セミナールーム

8月9日[土] 第四部 コミュニティダンスに対するアーツカウンシルの取り組み


講師: ジェイミー・ワットン(アーツカウンシル・イングランド シニアストラテジーオフィサー[ダンス])

1990年ラバンを卒業。ダンサーとして数々のカンパニーと共演。1993年には自身のカンパニーを立ち上げ、巡回公演や映像作品などを英国内外で発表。 数多くのダンスカンパニーやコミュニティとの作品制作でも実績を積んだ後、2001年から徐々にダンスをマネージメントする立場へとシフトし、アーツカウ ンシル・イングランド・サウスイーストのダンス担当官を経て2007年から現職。イングランドのダンス政策全般に関わるほか、デジタル分野での発展や多様 性の促進などに力を注ぐ。ラバンの客員講師を務めるほか、数々の大学で教鞭を執っている。

<映像資料>

映像URL:https://vimeo.com/100779264

*無断転載禁止*


【講演中に上映したビデオ内容】 ※VTRではカット
1本目) ”everything stopped”
the story of an intensive three week performing arts project with excluded pupils
「すべてが止まった」疎外された生徒達との集中した3週間のパフォーミングアートプロジェクト
2本目) ”Exciting Minds” Creative Partnerships 「きらめく頭脳」 クリエイティヴ・パートナーシップ
3本目) ”Big Dance” 「ビッグ・ダンス」
4本目) ”Youth Dance England” 「ユース・ダンス・イングランド」
5本目) ”Greenwich Dance Agency” 「グリニッジ・ダンス・エージェンシー」

 

 

 

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98年から3年間の準備期間を経て、01年京都にて設立。全国のコンテンポラリーダンスの環境整備と、ダンスの持っている力を社会の中で活かし、子供から高齢者まで日常生活の中でダンスに触れる機会を創ることを目的に活動する。2008年「DANCE LIFE FESTIVAL」を皮切りに、日本におけるコミュニティダンスの普及事業を本格的に開始。学校や地域、福祉分野へのアーティスト派遣コーディネートを全国にて行う。ほかに、「コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業」「三陸国際芸術祭」などの事業やコンテンポラリーダンスの統括団体としての活動、講演や執筆など、ダンスと社会をつなぐ様々な活動を行っている。2006 年国際交流基金地球市民賞、2015 年京都市芸術振興賞、2018 年京都はぐくみ憲章はぐくみアクション賞(こちかぜキッズダンス)、2020 年サントリー文化財団地域文化賞(三陸国際芸術祭)、令和4年度文化庁長官表彰。

 

2014年7月15日
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